【アメリカで「おにぎり屋さん」になるまでストーリー】その1

こんにちは、海外居住者の皆さんが元気っすか?

海外居住歴20年越えの、みもざ♡っす。

ちょっと前に、ふっと思ったんです。

『味噌とかキムチとか納豆とかって、めっちゃ美味しいよなぁ』

『ああ。日本で生まれてよかった♡ 在日韓国人でよかった♡』って。

「不便さ」は「器用さ」の母。

わたしが、アメリカに移住してきた頃は、日本食は貴重でした

アマゾンなんかも、ありませんでした。(いまは、本当に便利!)

日本人が、ほぼほぼいなかったド田舎に引っ越してきた私。

「食いしん坊」×「好奇心旺盛」が掛け合わさって、味噌、米麹、キムチなどを手作りするようになりました。

(面白がって、豆腐も豆から作ってました。笑)

手作りの美味しさに、感動!!

あまりの美味しさに”Let’s be a big fish in a small pond”と思う

「こんなに美味しいなら、アメリカ人でも買いたい人いるんじゃね?」っと思いました。

そして、「A big fish in a small pond」的な考えて、売っちゃおう♡と思ったわけです。

ド田舎の我が家から、車で30分ほどの大き目の街には、生協がありました。(いまもあります)

20年前の生協は、規模も小さくて、融通がきいたのでした。

なんと、そこのキッチンを借りて、「巻き寿司弁当」を作って、売らせてもらえることに!!

ジェネラルマネージャーのボブさんに感謝!

そこで、1年ほど、売ったりしていました。

ソーシャルメディアとかも、そのころはなくて、「楽しいけど、まあ飽きたな」ぐらいな感覚で、熱が冷めて、その活動を辞めちゃいました。

その後、顧客の家に呼ばれて、和食を作って、お金をいただく、パーソナルシェフ、みたいなこともしていました。

巻き寿司を作ったり、懐石っぽいのも作ったりしました。

それも楽しかったですが、2年ぐらいして、やめました。

その理由は、体力的なものもありましたが、「顧客を満足させなければならない」という変なプレッシャーが心地悪かったのです。

(今から思うと、わたしには価値がない。だから、できることをして、お金をかせいで、自分の価値を感じようって、していたからですね。。。)

日本からアメリカに移住してきた方って、結構おおいと思います。

留学しにきて、こちらで仕事を見つけて、米国人と肩を並べて、会社で働いている方も多いと思います。

一方で、国際結婚とか、駐在員妻とかの方も多いのでは、ないでしょうか?

旦那さんが働いている間に、ちょっと自慢の料理を作ったら、ああら、みんなに大好評!って経験ありませんか?

もっと多くの人を、あなたが作った美味しいモノで、ハッピーに出来ちゃうなんて、ステキですよね。

日本で、見たことありませんか?

ビジネス街に、トラックみたいなのに、ランチを詰めて、売りに来てる人。

中には、社内にお鍋とかがあって、その場で、お弁当箱に詰めて、販売してたり。

むかーし、調べたんですけど、あれって、調理する人に免許というかライセンスがあるだけで、営業できちゃうんですよね。(日本って、いいなー)

一方、わたしが住むアメリカは、食産業に関するルールが、めっちゃ厳しいんです!

渡米20年越えで、なぜか、また(笑)「美味しいモン作って、売りたいぜ」って心がムズムズしています。笑

特に、発酵食品!

味噌とか、キムチとか。そんなお腹にいいモノがタップリはいった、お弁当とか、おにぎりとか、気軽に、地元の人に届けられたら、うれぴぃなあ、たのしいなぁって、思うんですよね♪

そんな心の中に湧いてきたパッションにしたがって、またいろいろ調べだしました。

ここで、日本の法律とは違う、アメリカの食産業関連の法律について、シェアしまーす。

(いまの私が調べた限りのことなので、完璧な情報ではないカモですが、ご了承ください)

ショック!厳しいアメリカの食産業ルール!

したいこと:マルシェや青空市場で、和食弁当を売りたい♡。。。。

したがうべきルール:

1)ライセンスキッチンを使用して、調理する必要がある

2)家にある普通の台所は、ライセンスキッチンに、なりえない

3)ライセンスキッチンには、トリプルシンク(wash, rinse, sanitize)が必要

4)ライセンスキッチンには、コンロの上に、規定の大きな換気扇が必要

5)あるキッチンをライセンスキッチンにするには、市の保険局にお金を払って、審査してもらって、ライセンス キッチンに認定される。(ライセンスキッチンとして認定後も、年に一定額支払う必要があると、思われる。未確認)

6)普通の家にて、ライセンスキッチンを持ちたいなら、キッチンが二つ必要。一つ目のキッチンは、ホームキッチンと呼ばれ、ホームキッチンは、なにをどうしても、ライセンスキッチンには、なれない。

(呟き。。。なーんで?って思うわあ。だって、毎日、そのホームキッチンでバリバリ料理して、発酵食品つくって、食べてて、うち家族4人、だれも病気なんてなってないっすよ。むしろ、めっちゃ元気やで。んもう、法律、厳しすぎまへんか?)

7)ライセンスキッチンを、ビジネスが始まっていない個人が、家にもつのは、結構高額になる

8)上記の場合、既にライセンスをとったキッチン(教会にあるキッチン、学校にあるキッチン、レストランのキッチンなど)を、レンタルすることが、ベストっぽい

9)その場合、レンタル料を教会なり、学校なり、レストランに支払ったあとに、まだ、調理する人としてのライセンスを、保険局から取得する必要があり。(調理する場所がある群、販売する場所がある群、住所のある群、どちらの群の規定に沿うかは、また別問題の可能性あり)

10)ビジネスを運営する期間が、1年のうち9カ月以内なら、350ドルでいいよっと、保険局のウェブページに書いてある。

参考までに、地元の保険局のページのFood Safetyリンクを張っておきます。

上記のページの初めの方にこう書いています。

The Grand Traverse County Health Department’s Food Safety Program ensures that food service establishments are in substantial compliance with the Michigan Food Law. 

グランドトラバース群保険局の食品安全プログラムは、 food service establishments(レストラン、フードトラック、青空市場での販売も含む)が、ミシガン州の食品法に、しっかりと従っていることを保証します。

上記のページに、料金についてのリンク(2024 Fee Schedule)があります。

それのスクショものせちゃお♡

保険局のホームページに「お問い合わせは、こちらまで」って電話番号もメアドも書いてあります。

はじめて、問い合わせメールを送った直後に、電話がかかってきました。残念ながら、電話を取れませんでしたが、留守番電話のメッセージの内容から、上記の内容を、ぼんやりと(笑)把握した感じです。

この手の留守電って、早口なんすよねー。そりゃあもう、何度も聞き直しましたよ。笑

あと4つ、確認したくて、再度メールを送りました。

こういう確認事項は、電話での口頭よりも、メールでやりとりして、あとから確認できる文書として受け取る方が、英語ネイティブじゃない人としては、ありがたいっすよね。

保険局からの返事が来たら、また記事をアップしまーす。

地球にたくさんいる海外居住の仲間たちで、必要としている人に、とどいたら、うれしいでーす。

読んでくださって、ありがとうございました。

みもざ♡いろいろクリエーションズ

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この記事を書いた人

地球を愉しみつくしちゃう。
いろいろクリエーションしていきます。

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